ユニット4:広域タリーカ

ユニット4は、SIASグループ3と連携し、スーフィズム・聖者信仰・タリーカ・サイイド/シャリーフについての共同研究を推進しています。

【スーフィズム・タリーカ・聖者信仰・サイイド/シャリーフ複合】
・スーフィズム(普通「イスラーム神秘主義」と呼ばれるもの)
・タリーカ(「スーフィー教団」としばしば訳されます)
・聖者信仰
・サイイド/シャリーフ(預言者ムハンマドの子孫)
という4つのトピックは、それぞれに関係を持ちつつ重なり合っていますが、他方ずれているところもあります。
これら4者をあらかじめ一括りのものとして理解しないで、作業仮説として別個のものとしたうえで、それらがどういう風に複合しているのかをきちんと検証しよう、と私たちは提唱しています。

【タリーカ研究】
タリーカはイスラーム世界中に広まっています。
各々のタリーカの研究と、タリーカとは何かというタリーカ論の両者があいまって、研究は進んでいきます。
広域タリーカとは、複数の国にまたがって国際的に活動を展開しているスーフィー教団のことを言います。
具体的には、ナクシュバンディー教団、カーディリー教団、シャーズィリー教団などを挙げることができます。
現代イスラーム世界におけるほかの国際組織と比較しつつ、また歴史をも踏まえつつ、研究を進めていきます。


メンバー

ユニットリーダー
・東長 靖(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授、副センター長)

ユニットメンバー
・濱田 正美(京都大学大学院文学研究科 教授)
・仁子 寿晴(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授/人間文化研究機構)
・ダニシマズ・イディリス(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科 非常勤講師)
・新井 一寛(大阪市立大学文学研究科都市文化研究センター)
・藤井 千晶(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
・丸山 大介(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
・朝田 郁(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
・木下 博子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
・安田 慎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
・今松 泰(同志社大学神学部、神戸大学大学院文化学研究科 非常勤講師)
・大塚 和夫(東京外国語大学AA研 教授)
・加藤 瑞絵(東京大学大学院人文社会学系研究科)
・鎌田 繁(東京大学東洋文化研究所 教授)
・河原 弥生(日本学術振興会・特別研究員(東洋文庫))
・川本 正知(奈良産業大学ビジネス学部 教授)
・小林 寧子(南山大学外国語学部 教授)
・小牧 幸代(高崎経済大学地域政策学部 講師)
・斉藤 剛(日本学術振興会・特別研究員(成蹊大学))
・坂井 信三(南山大学人文学部 教授)
・篠田 知暁(京都大学文学部)
・高尾 賢一郎(同志社大学大学院神学研究科)
・外川 昌彦(広島大学大学院国際協力研究科 准教授)
・飛内 悠子(上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科)
・中西 竜也(京都学園大学 非常勤講師)
・二宮 文子(京都大学西南アジア史学研究室)
・平野 久仁子(上智大学大学院外国語学研究科)
・水野 祐子(広島大学大学院国際協力研究科)
・堀川 徹(京都外国語大学外国語学部 教授)
・茂木 明石(上智大学大学院外国語学研究科)
・守川 知子(北海道大学大学院文学研究科 准教授)
・森山 央朗(日本学術振興会・特別研究員(東洋文庫))
・矢島 洋一(京都外国語大学国際言語平和研究所 嘱託研究員)
・吉田 京子(立教大学 非常勤講師)


データベース

KIASユニット4は、「地のインフラ整備」の一環として、イブン・アラビー学派文献目録データベース (CDSIA)を構築しました。

・イブン・アラビー学派文献目録データベース (CDSIA)

 イスラームの代表的スーフィーであるイブン・アラビーおよび彼の影響を受けた人々(併せてイブン・アラビー学派 / School of Ibn Arabi: SIA と呼ぶ)の著作に関する情報を学術調査・学術研究の振興及び教育活動のために提供する目的で作成されています。データベースの対象は、主に日本国内の公的機関に所蔵されているイブン・アラビー学派関連の刊本(校訂・翻訳・研究書)です。


2010/1/14
KIASユニット4はSIASグループ3と共催で「スーフィー・聖者研究会」を行います。

日時:1月31日(日)16:00-18:00
場所:京都大学内総合研究2号館4階第1講義室(AA401)

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
/contents/access_map08.pdf

詳しくはこちらをご覧ください。
*準備の都合上ご参加される方は事前にSIAS事務局までご連絡いただけると幸いです。
→活動記録へ


「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)研究会
(2011年3月1-2日 於京都大学)
苅谷康太(日本学術振興会(東京大学東洋文化研究所))
「アラビア語著作から見る西アフリカ・イスラームの宗教的・知的連関網―アフマド・バンバに至る水脈を中心に」
コメンテーター:赤堀雅幸(上智大学)
Marc Toutant(CETOBAC, CNRS-College de France-EHESS, Paris)
“Materialist Ideology Facing a Great Sufi Poet: The Case of ‘Ali Shir Nawa’i in Soviet Uzbekistan”
コメンテーター:矢島洋一(京都外国語大学)
茂木明石(上智大学)
“Chapter 3: Saints and Sainthood.”
(文献発表はCarl W. Ernst, Shambhala Guide to Sufism, Boston & London: Shambhala, 1997を使用)
澤井真(東北大学)
「タバリーのタフスィールにおける生と死―クルアーン解釈の形成期における伝承(ハディース)の役割」
コメンテーター:東長靖(京都大学)
栃堀木綿子(京都大学)
“Chapter 8: Sufism in the Contemporary World.”
二宮文子(日本学術振興会(京都大学))
“Chapter 5: The Sufi Orders: Mastery, Discipleship, and Initiation.”
KIAS/SIAS共催国際ワークショップ"Aspects of Life and Beliefs ofPeople in the Islamic World"
(2011年2月28日 於上智大学)
・Idiris Danismaz (Kyoto Univ./Turkey Japan Cultural Dialog Society)
"Sufism in Contemporary Turkey: Interpretation of Ibn Arabi's Thought in 'Kalbin Zumrut Tepeleri (Emerald Hills of the Heart)'"
・ISHIDA Yuri (Kyoto Univ.)
"The Concept of Spirit (Ruh) in Hujwir's Unveilling the Veiled (Kashf al-Mahjub)"
・Eloisa Concetti (Durham Univ.)
"Mujaddidi Branches among Hui People of Gansu, Qinghai and Ningxia: A Preliminary Account"
・MOTEKI Akashi (Sophia Univ.)
"The Genealogy (nasab) of Imam Shafi'i through the Analysis of Hagiographic Sources"
・UCHIYAMA Akiko (Kyoto Univ.)
"The Actual Conditions of Women in Contemporary Iran: Through their Visit to 'Emamzadeh'"
・TOBINAI Yuko (Sophia Univ.)
"The Role of Christianity among Kuku in Khartoum: Function and Management of Communities"
・Reem Ahmad (Sophia Univ.)
"The Problems That Muslims Face in Japan"
・TOCHIBORI Yuko (Kyoto Univ.)
"The Discourses about al-Amir 'Abd al-Qadir al-Jaza'iri among French and English People"
・SHIMIZU Masako (Sophia Univ.)
"The Socio-Political Transformations of Contemporary Palestine and the Electoral Participation of Hamas: The Process of Change of Organizational Structure and Political Opportunities"
・OKADO Masaki (Sophia Univ.)
"Mindful of their Origins while Residing in the City: The Experience of Migrants and their Descendants from Upper Egypt in Alexandria"
・AKIYAMA Fumika (Sophia Univ.)
"Developing Tourism Industries for Formation of Tunisian National Image"
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)/上智大学アジア文化研究所共催研究会
(2011年2月26日 於上智大学)
発表者: Marc Toutant(Ph.D. candidate, CETOBAC, CNRS-College de France-EHESS, Paris)
発表題目: Approaches to the Literary Imitation Process in Timurid Central Asia: 'Ali Shir Nawa'i's Khamsa and the Persian Tradition
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)/現代中東イスラーム世界・フィールド研究会共催研究会
(2011年2月12日 於京都大学)
発表1:石田友梨(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「フジュウィーリー『隠されたるものの開示(Kashf al-Mahjub)』における実体(‘ayn)―人間の構成要素としての我欲(nafs)と精気(ruh)―」
コメンテータ:二宮文子(日本学術振興会)
発表2:高尾賢一郎(同志社大学大学院神学研究科)
「西洋のスーフィズム認識に見る諸問題―宗教と近代を巡る言説の変遷を通して―」
コメンテータ:仁子寿晴(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科附属京都大学イスラーム地域研究センター)
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)/上智大学アジア文化研究所共催講演会
(2010年12月7日 於上智大学)
講師:Mohamed Kacimi El-Hasani (アルジェ大学・社会学部教授、CREAD研究員)
演題:「アルジェリアの女性のスーフィー、Lalla Zaynab(d.1904)」
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)/科研費B「オスマン朝期イスラーム思想研究」共催講演会
(2010年6月20日 於京都大学)
Speaker: Prof. Sanaa Makhlouf (American University in Cairo, Egypt)
Title: Challanging the Reform Narrative: A Comparative Study of Abd al-Rahman al-Kawakibi and Abd al-Qadir al-Jaza'iri
KIASユニット4/SIASグループ3共催国際シンポジウム"Inner Ideal and Outer Movement in the Islamic World"
(2010年6月19日 於京都大学)
FUKUNAGA Koichi (Sophia University)
"A Study on the Islamist View of the Era of the Early Muslim Conquests: Through the Critical Analysis of Majmu'a Rasa'il al-Imam al-Sharif Hasan al-Banna"
SHIMIZU Masako (Sophia University)
"Founding Hamas: The Transforming National Agenda in the Islamist Movements"
MIZOBUCHI Masaki (Sophia University)
"Struggle for Lebanon: How and Why does the Small State Fall into the Battlefield of the Middle East?"
TOCHIBORI Yuko (Kyoto University)
"The Dialogue between Muslim and Christians: In the Case of `Abd al-Qadir al-Jaza'iri"
ISHIDA Yuri (Kyoto University)
"The Lata'if Theories in Sufi Formative Period"
OKADO Masaki (Sophia University)
"Formation of Social Network by Upper Egyptian Construction Workers in Alexandria: Human Relationship over Ahwa (Coffee shop) as the Base"
ASADA Akira (Kyoto University)
"Blood and Migration: Hadhrami Network in Zanzibar, Tanzania"
KINOSHITA Hiroko (Kyoto University)
"Islamization Led by al-Azhar Graduates in Contemporary Indonesia"
TORIYA Masato (Sophia University)
"The Political Movement of Pashtun in the Pak-Afghan Border Area"
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)2010年度第1回研究会
(2010年5月30日 於京都大学)
発表:
高尾賢一郎(同志社大学)
「スーフィズムを巡る主張と評価の諸展望―シャイフ・アフマド・ クフターローの事例から」
高橋圭(上智大学)
「近代エジプトにおけるタリーカ再評価―タリーカ改革(1895-1905)の目指したもの」 新井和広(慶應義塾大学)
「インドネシアにおけるイスラーム定期刊行物とアラブ・コミュニティー―アル=キッサ(alKisah)の事例から」
三沢伸生(東洋大学)
「戦前期の日本におけるイスラーム受容―神道とイスラームの習合の模索」
コメント:東長靖(京都大学)
"Hilmi Ziya Ulken as a Founder of Turkish Intellectual History Writing"
「スーフィー・聖者研究会」/科学研究費基盤研究(B)「オスマン朝期イスラーム思想研究」共催研究会
(2010年3月2日 於京都大学)
発表:Prof. Harun Anay(トルコ、マルマラ大学神学部)
"Hilmi Ziya Ulken as a Founder of Turkish Intellectual History Writing"
報告→
「スーフィー・聖者研究会」/科学研究費基盤研究(B)「オスマン朝期イスラーム思想研究」共催研究会
(2010年2月28日 於京都大学)
発表:Prof. Harun Anay(トルコ、マルマラ大学神学部)
"Re-Foundation of Islamic Ethics in the Modernization Period of Ottoman State (XIX-XX th Centuries)"
報告→
KIASユニット4/SIASグループ3共催国際ワークショップ"Diversity in the Traditions and Reforms of Islam"
(2010年2月13日 於京都大学)
・WAKAMATSU Hiroki (Sophia Univ.)“A Study on Social Structure in Eastern Turkey: Through the Analysis of Ocak of Kurdish Alevi People”
・ISHIDA Yuri (Kyoto Univ.)“The Types of Lata'if in Sufi Psychology”
・NOHECHI Akane (Sophi Univ.)“Islam and Consumer Goods: Production and Use of Lucky Charms in Iran”
・TOCHIBORI Yuko (Kyoto Univ.)“al-Amir‘Abd al-Qadir al-Jaza'iri's View of Religious Practice: With Special Reference to Jihad in‘Kitab al-Mawaqif’”
・SHIMIZU Masako (Sophia Univ.)“Dynamics of Palestinian Politics and Hamas's Changing Participation: Mechanisms and Processes of Concluding Cairo Declaration”
・FUKUNAGA Koichi (Sophia Univ.)“Hasan al-Banna's Historical Perspective and Its Meaning for the Revival of Islam: A Brief Examination of his Tract‘Between Yesterday and Today’”
・SHIRATANI Nozomi (Sophia Univ.)“Political System and Islam in Morocco: Coexistence and Opposition between the King and the‘Party of Justice and Development’”
・FUJII Chiaki (Kyoto Univ.)“‘The Medicine of the Sunna’on the East African Coast: In the Tide of Islamic Revival”
・Adam Acmad (Sophia Univ.)“Contemporary Muslim Filipino Historiography: Muslim Views of Mindanao History as Seen in Selected Works of Abdulmajeed Ansano”
・YASUDA Shin (Kyoto Univ.)“The Result of‘Tourization’of Religious Visit: A Case Study of Syrian Shi'ite Ziyara”
・KINOSHITA Hiroko (Kyoto Univ.)“Discovering the Diversities of Indonesian Islam in Contemporary Cairo: The Case of Indonesian al-Azharites Community”
報告→
KIASユニット4/SIASグループ3共催「スーフィー・聖者研究会」
(2010年1月31日 於京都大学)
発表:藤本龍児(同志社大学/龍谷大学)「公共性をめぐる議論の展開」
報告→
SIASグループ1/「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)共催WS
(2009年11月28日 於上智大学)
発表題目:“Introduction to Kashmir”
発表題目:“Tradition of Sufism in Kashmir with special reference to Shaikh Yaqub Sarfi from Kubravi order”
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)今年度第2回研究会
(2009年11月14日 於上智大学)
発表題目:「現代スーダンにおけるスーフィズム―聖者信仰とタリーカとの関連からみた一考察」
発表題目:「オスマン朝統治下カイロにおける聖者信仰の消長―聖者廟地区に埋葬された死者の分析から」
報告→
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)国際WS
(2009年9月26日 於上智大学)
発表題目:“Sufism in Ottoman Egypt: Religious and Social Aspects”
発表題目:“What Role Can Sufism Play in Contemporary Egypt?”
「スーフィー・聖者研究会」(KIAS4/SIAS3連携研究会)/科学研究費基盤研究(B)「オスマン朝期イスラーム思想研究」共催研究会
(2009年9月25日 於京都大学)
発表題目:“The Transmitters of the Sufi Tradition from the Ottoman Empire to the Turkish Republic”
報告→
KIASユニット4「京都学派とスーフィズム」研究会
(2009年7月8日 於京都大学)
発表題目:"Overcoming Fundamentalism: About Possible Links between the Kyoto School and Sufism in the Pluralistic Age"
報告→
KIASユニット4「預言者の医学」研究会
(2009年6月20日 於京都大学)
発表題目:「「預言者の医学」とは何か――東アフリカ沿岸部の事例からの再検討――」
発表題目:「医学史上の預言者の医学」
発表題目:「湾岸と預言者の医学――クウェイトを事例として――」
報告→
KIASユニット4・上智大学拠点グループ3共催研究会
テーマ:「スーフィズムの近代」
第1回(2009年3月6日 於京都大学)
発表題目:The Naqshbandi Sufi Brotherhood in Modernity and Globalization
第2回(2009年3月9日 於上智大学)
発表題目:The Islamic Other: Fundamentalism and Sufism in the Muslim World and Beyond
SIASグループ3・KIASユニット4共催 研究合宿
(2008年9月29-30日 於KKR江ノ島ニュー向洋)
テーマ:「スーフィズムの近代」
発表題目:「クルド系アレヴィー集団にみる聖者崇敬―ババ・マンスール系オジャクの構造と関連付けて」
発表題目:「タリーカ・アラウィーヤの特質と構造─現代ザンジバルの事例から」
SIASグループ3・KIASユニット4共催 研究会
(2007年12月22日 於上智大学)
発表題目:「現代モロッコにおけるスーフィズムと権力」
発表題目:"An ethnomusicological study of the Islamic rituals of Harar, Ethiopia"
SIASグループ3・KIASユニット4共催 国際ワークショップ
(2007年10月12日~10月13日 於京都大学)
タイトル:Rethinking Tariqa: What Makes Something Tariqa?
発表題目:"When a Sufi Shaykh Thinks Out his Own Tariqa: Two Treatises by Ahmad Kasani Dahbidi (1461-1542) on the Khwajagan adab"
発表題目:" 'Tariqas' without Silsilas: The Case of Zanzibar"
発表題目:"Institutionalized Sufism and Non-Institutionalized Sufism: A Reconsideration of the Groups of Sufi Saints of the Non-Tariqa Type as Viewed through the Historical Documents of Medieval Maghreb"
発表題目:"To Whom You Belong?: Pir-Murid Relationship and Silsilah in Medieval India"
発表題目:"Anthropology of Tariqa Rituals: The Initiatic Belt (shadd, kamar) in the Reception Ceremony"
報告→
SIASグループ3・KIASユニット4共催 研究合宿
(2007年7月26日~7月27日 於上智軽井沢セミナーハウス)
発表題目:「fikr をめぐる諸言説の思想史的考察―世界へ向かう思考と自己へ向かう思考の間」
報告→
KIASユニット4 SIASグループ3 研究会
(2007年6月23日 於京都大学)
題目:「インド世界とイスラーム―聖者チャイタニヤの伝記文学から」
題目:「パキスタンの聖者信仰に関する文化人類学的研究――師弟関係と霊魂観からみた宗教世界の一考察」
報告→
SIASグループ3・KIASユニット4共催 研究合宿
(2007年2月27日~2月28日 於KKR宮ノ下)
発表:
藤井千晶(京都大学)「タリーカ像の再検討 - ザンジバル北部の事例から」→報告1
コメンテーター:高橋圭(人間文化研究機構/上智大学)
高尾賢一郎(同志社大学)「現代シリアの聖者、アフマド・クフターロー研究 - そのスーフィズム理解を中心に」→報告2
コメンテーター:赤堀雅幸(上智大学)
二宮文子(京都大学)「中世北インドにおける14のハーンワーダー」→報告3
コメンテーター:小牧幸代(高崎経済大学)

書評発表:(Jong, F. de & B. Radtke (eds.), Islamic Mysticism Contested: Thirteen Centuries of Controversies and Polemics, Leiden: Brill, 1999所収論文より)
丸山大介(京都大学)Josef van Ess, "Sufism and Its Opponents: Reflections on Topoi, Tribulations, and Transformations"
加藤瑞絵(東京大学)Gerhard Bowering, "Early Sufism between Persecution and Heresy"
茂木明石(上智大学)Th. Emil Homerin, "Sufis and Their Detractors in Mamluk Egypt: A Survey of Protagonists and Institutional Settings"
KIASユニット4 SIASグループ3 研究会
(2007年2月3日 於京都大学)
題目:預言者の医学―ザンジバルの事例から
題目:タリーカ組織論の射程―共同性と単独性、ミクロからネットワークまで―
報告→