本プログラムは、「持続型生存基盤パラダイム」の創出という未来志向型の課題のもとで先駆的な研究を実施し、その現場で大学院後期課程やポスドク研究員、助教を対象とした人材育成を行うものです。京都大学の東南アジア研究所、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、地域研究統合情報センター、アフリカ地域研究資料センター、人文科学研究所の地域研究を志向する5つの部局と生存圏研究所、生存基盤科学研究ユニット、大学院農学研究科(地域環境科学・応用生命科学・森林科学専攻)、大学院工学研究科(電気工学専攻)のハードサイエンスを志向する4つの部局が共同して推進していきます。  

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 文理融合型地域研究は、地域の上部構造から下部構造までを、人文科学、社会科学、自然科学の協働によって幅広く観察し、理解しようとするものです。その基礎にあるのは、フィールドで用いられている言語であり、言語の着実な理解に基づいてはじめて、当該フィールドの文化の全体像に迫ることが可能となります。
 本事業は、地域研究に必要な現地語の習得を通してこの全体像に迫ることを第一の目的とします。同時に、世界でも類を見ない文理融合型地域研究の成果を国際的に発信する力の強化を第二の目的とします。  

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